ガソリンツーバーナーの点火について

kuwa-san

2009年09月27日 22:44

ガソリンのツーバーナーって外気温が低くても、LPガスのようにドロップダウンを起こして火力が低下することはないのが利点と思いますが、逆に点火が面倒くさいという話を聞きます。私の場合はそれはそれで楽しいと思っていますが......
ただ、気温が低いときには、点火してもなかなか赤い火から青い火にならずイライラするかと思います。
この前のキャンプでは早朝外気温12度前後で寒かったため、3分位たってもなかなか青い火にならずイライラと....
短気な私は我慢できず赤い火のままコック大きく開けてしまい炎上して焦ってしまいました。
どうすれば良いかと考え、この休日に、再現実験と対処方法(ネットで探して)を私なりに実践してみました。
使用するツーバーナーはかなり前の414Hという機種なのでどこまで参考になるかわかりませんが、よく使い方が
わからず購入を敬遠/使用を断念していた方の参考になれば幸いです。(前置き長いぞ~ ヾ(-_-;) オイオイ...)

くれぐれも、自己責任でお願いします


ちなみに、前回ノーススターランタンの教訓から、野外でしました。さすがにこんなのを室内で実験すると大変ですものね!!

まずは、一般的な点火方法から。
1)ポンピングを十分行います。(大体60回~100回かな?)  
2)点火レバーを上にする。
    
3)コックを少し開ける。(バーナー部分からシュルシュルシュルとガスが出る音がします)
4)チャッカマンでバーナーを点火します。
    
5)点火直後は赤い火になります。
    
6)しばらくすると赤い火から青い火になってきます。
     
7)青い火になれば点火レバーを下げて、使い始めます。

外気温が低くなかなかジェネレータが暖まらないままでコックを回すと!こんな風に炎上します。


このようになれば、コックを閉めても火はなかなか消えません。
これは気化していない生ガス(ガソリン)がバーナー部分にたまっているためだと思います。
鎮火するまで待ちましょう。(周りはびっくりすると思いますので平静を装いましょう!)

ただし、火が消えても生ガスは若干残っているようで、この状態からジェネレータを暖めて点火しても残った生ガスが原因で赤い火はなかなか収まらないことがあります。


矢印の部分に生ガスが溜まっているようです。 そのため、ジェネレータで気化されたガスでも、溜まった生ガスと一緒に出ますので、せっかくジェネレータが暖まっても不完全燃焼がしばらく続きます。
対処方法としては、まず、タンクを取り外して、バーナー部をトーチバーナーで暖めて、生ガスを気化/燃焼させます。
 
タンクを取り外しトーチバーナーで暖めるとツーバーナーのコンロから火が大きく出てきます、生ガスがある証拠ですね!
生ガスがなくなったらツーバーナーのコンロからの火は消えます。

トーチバーナーを用いたプレヒート点火方法

タンクをセットし、ジェネレータ部をトーチバーナーで暖めます。(逆に暖めてからタンクをセットしてもいいです)

20秒位(外気温による)暖めたらこのままコックを開きます。

最初から青い火になっています。(はずです!!)


これからの季節は、ガソリンツーバーナーを持って行く時はトーチバーナーを一緒に持っていったほうがいいです!

皆さんはどのように対処していますか?もしかすると今の413Hはこんなことは起きないないとか.....
いろいろご意見があればお願いしま~す。




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