2025年03月24日
薪ストーブのメンテナンス
現在使っている薪ストーブはウィンナーウェル ノマドビュー のMサイズで今年で3シーズン目でした。
私は、オーブン料理を楽しみたいこともあり毎回パイプオーブンをセットしているのですが、これが火の粉対策になる反面煤が付きやすい気がしています。













今までは、使用後に煤を払うくらいでしたが、今回の撤収時によくよく見ると、煙突の内側はタールでブラックコーティングされたような状態で、煙突トップのスパークアレスタもタールがびっしりでした。
これは、パイプオーブンの裏ブタを開けたところですが、下側はストーブ側で上は煙突出口側になります。下部は温度が高いため煤も白色しているのですが、上部は温度が下がるためか煤の色は黒いです。
オーブンの先は意外と煤は多めで徐々に、タールの付着している量が多くなってました。
これはスパークアレスタの一つ下のパイプなのですが、パイプの内側はブラックコーティングされた状態でした。樹脂のような硬さでワイヤーブラシでは全く取れませんでした。
スパークアレスタも結構な汚れでした。
ではこのタールから掃除したいと思います。
使うのは、これ

これでタールを溶かすのですが、なかなか時間もかかりますし綺麗に落とすにはこれを2本用意する必要がありました。
私はパイプの内側を電動ドリルで研磨して剝ぎ落すことにしたのでクリーナー以外の用品も準備しました。
パイプに吹きかけるとすぐにタールが溶けていきます。強力なので手袋しないと指紋が溶けてなくなるらしいです。
パイプの片方を使い捨てゴム手袋で栓をして液を吹きかけてしばらく放置しました。10分後に水で洗い流して再度吹きかけるの繰り返しです。4~5回は繰り返した気がします。
もしかするとウエスなどにクリーナを染み込ませて漬け置き状態にすればよかったかもしれません。
ちなみに削り取る方法はあまり効果ありませんでした。
根気よく繰り返した結果、かなりきれいになりました。
でも頑固な汚れはなかなか落ちなかったのでこれはあきらめることにしました。
毎シーズン最後にこのようなことをしていけばもっときれいな状態を維持できるのかもしれませんね。
オーブンとストーブ本体はタールの付着は軽微でしたので簡単にきれいになりましたよ。
ただステンレスの焼けはクリーナーと一緒の写真に写っている、スコッチブライト(布やすり)の#320相当,#600相当である程度の焼けは落とせると思います。尚あった方が良いのは、ヨシムラ製のステンマフラー用焼け取りクリーナー”ステンマジック”でしょうか?.....こちらは専用品なので結構落とせることができます。
最後に、パイプオーブンを使わなければここまでのタール(クレオソート?)の付着もない気がしますし、パイプオーブンを使わなければ汚れがひどいパイプをストーブ側に設置して熱で焼き切るという方法もよさそうな気がしますが火が出ると怖いのでパイプオーブンを使わない人には、軽微なタール付着の場合に限り、使用時にパイプの位置を変えて熱で焼き切るという方法もよさそうですが正しい方法なのかはわかりません......